希さんの負のオーラが増していく兄の嫁と暮らしています。第4巻のネタバレ感想

巻が進むにつれて面白さが増していく本作ですが、希さんのオーラがどんどんやばいことになっていますね。
志乃は少しずつ前に進み始めていますが・・・とはいえ、希さんも自分の夢が叶わないことについに気づきました。
さあ、感想を全力で話していきますよ!

小泉姉妹関連の伏線が一挙に解消される

第4巻は今迄の誤解やわだかまりが清算された回となりました。
特に大きく変わったのが小泉姉妹でしょう。

  1. 小泉姉が志乃の兄が亡くなっている事実を知る
  2. 小泉妹が希さんと志乃の関係を知る

葛藤をしながらも大切な事はしっかりと認識している小泉姉

小泉姉は本当に良い子で、その事実を知ってしまい大きく後悔します。
でも、同時にどんなに辛くても周囲の人に頼らない志乃にいら立ちも・・・。

どうすれば良いか分からなくなって最後は捨て台詞を吐いて逃げ去ります。可愛すぎか。

小泉姉のキャラクターって本当に良いんですよね。
妹に対する「好きとは言えないけど、いないと寂しいし近くにいて欲しい」はなんと小泉姉の性格を言い表した言葉か。

面倒くさいけど、大切な家族だから妹の運動会ではお弁当を作って走って見に行くし、
妹の努力も褒めます。(素直じゃないですけど)

いいなあ、すっげえ面倒くさいけど良い子だなあと。

愚痴を言いながらも姉を頼りにする小泉妹

小泉妹も口では姉の悪口を言いながらも本当にお姉ちゃんが好きなんだなと分かります。
そして、彼女が再び希さんの心にダイレクトアタックをかまします。いいぞ、もっとやれ。

自分と志乃の関係を話す中で本当の姉妹というのを考えさせられる希さん。

小泉姉が必死になって妹の運動会に見に来た事が希さんの心を揺さぶります。
ああ、本当の姉妹はこういうものなんだなと。私たち偽物とは違うんだと。

実際は希さんと志乃も立派な姉妹なんですが、血の繋がりを重要視しています。
そして、志乃の遠慮が他人行儀に見えてそれも偽物の繋がりと感じてしまう。

いやあ、希さんも大概面倒くさいな。

希さんを理解して支えられるのは今はまだ律子だけ

希さんに対して傍若無人な態度を取る律子ですが、誰よりも希さんのことを理解しているのも彼女なのです。

自分の志乃の心のキョリを気にしている希さんに律子は一喝します。
大志が惚れたのはお前なんだと。志乃の姉も世界でお前ひとりしかいないんだと。

それは他の誰にでもできない。希さんだからです。
そういうことをズバっと言うから律子大好きなんだよなあ。

志乃の周囲の友人は志乃の知らない所で助けていきますが、律子はぶった切って希さんと相対します。

本当に両グループの対比は面白いですよね。そういうのを意識して読むと本作の味は増していきます。

まあ、それでも希さんのわだかまりは消えないんですけどね。面倒臭過ぎか。

健吾の正体とは?

志乃がバイトを始める事で、登場人物が一気に増えました。
その中で謎のベールに包まれている健吾という少年。

志乃のことをやたらろ気にしている様子。恋愛感情ではなさそうですが。

なんとなーく大志と繋がりがありそうなんですよね。
その事実が明かされるのはいつなのか。凄く気になります!

お互いの理解が微妙にすべ続ける姉妹

アンジャッシュよろしくお互いを気にしすぎてわかっていない困った姉妹。

志乃は希さんが自分を子どもと見ているから自立しないといけないと考え、
希さんは本当の姉妹になるべく繋がりを増やそうとしています。

希さんが頑張る程に志乃は親離れしようとする負の流れ。
この2人のすれ違いを埋めるにはどうすれば良いのか。いはやは全く分かりません。

ついに自分の置かれた状況を意識する希さん

そして、そんな希さんですが、いよいよ自分の叶わない理想に気づきます。
決して叶わない理想。全て遠き理想郷みたいな。

彼女の目的は志乃と本当の姉妹になる事。
そして、大志と理想の夫婦になり志乃ともに立派な家族にすること。

そのどれもが叶わない。だから、決して前には進めない。
その事実に気づき絶望します。

本当は気づいていて当たり前なのですが、耐えられないから蓋をし続けていたのでしょう。
でも、小泉姉にその蓋をこじ開けられてしまいました。

そんな彼女を置いて志乃はバイトに励みどんどん前に進んでいきます。
自分はいったいどうしたらよいのか。全く分かりません。

その解決策を彼女は自分自身で掴むことが出来るのでしょうか。
それとも志乃が指し示してくれるのでしょうか。

なんかグッドエンディングに辿り着く未来が見えませんが、ぜひとも希さんには次の幸せをつかんで欲しい。そう思います。

ただの百合漫画では終わらない!兄の嫁と暮らしていますのネタバレ感想

2017年8月14日