
婚活で気になるのが異性はどういった気持ちで婚活をしているのか。
本作は女性の著者自身がマッチングアプリを利用した体験談が書かれています。
これは男性にとってヒジョーに気になること間違いなし。というわけで熟読しましたよ!
目次
横嶋じゃのめさんとは
著者のプロフィールを簡単にご紹介しましょう。
- 年齢:29歳
- 子どもが欲しいか:なし
- 別居希望
と言うぶっとんだプロフィールになっています。
年齢は近いのですが、子どもを希望しない時点で出会う事はまずない女性ですね。
ただ、こういう価値観もあるなと妙に感動もしたり。
婚活中の男性は「子どもが欲しいか」と「結婚に対する意思」は必ず見ておきましょう!
著者の婚活の考えと出会った男性の備忘録
本書では著者が出会った男性の感想をひたすら書いています。
女性にとっては出会う男性のイメージができるので有用。
男性にとってもどういった男性の受けが良いかが何となーく分かります。
もちろん女性毎に考えが違うので1つの参考程度ではあります。
とはいえ、20人以上の男性とマッチングして何度もデートを重ねている実績があるというのは大きい。
言い方はアレですが、1人の女性の意見として参考にして問題ないでしょう。
著者の恋愛観が読者に突き刺さる
プロフィールはぶっ飛んでますが、サバサバとした姉御肌な印象を受けます。
ていうか、奥手男子に全力で説教してますからね。まじでこんな人いるの?
そういった女性なので恋愛に関する価値観も良い意味でドライです。
結婚をステータスにするも相手に介護を求めるも好きにすればよい。
僕は求めないけど、求めたいならそういう人を探したら?って感じです。
どこまでも姉御肌でちょっと面倒くさい。そんな人。
嵌る人は本当にのめりこむでしょうね。
僕はサバサバ系お姉さんタイプは死ぬほど苦手なので無理ですが。
理想像をノートに書き、日々更新していく
これは男性も真似した方が良い項目。いやもう本当にしっかりとしてる人。
闇雲に合うのではなく、自分の理想の男性かどうかを冷静に見極めてるんですよね。
明らかに婚活寄りの動きです。タイトル通り。
フィーリングなんて曖昧なものは信じないで、自分の書いた希望に適合するかを判断しています。すげえわ。
なので、男性の方法としてはこんな感じでしょう。
- 今まで通りいいねをしまくる
- マッチングした女性のプロフィールで続けるか否かを決定
- 出会った後に続けるか否かを決定
男性である以上、自分からいいねをしないと始まりません。
選ぶのはそれからですね。頑張りましょう。
結婚している先輩や友人のアドバイスが有益
本書ではねこみさんという先輩がいます。
結婚をしてお子さんもいるのですが、彼女が著者の相談役をしているわけです。
著者が婚活にだらけている時に喝を入れたり、彼女の婚活にアドバイスをしたり。
婚活は孤独。だからこそ、サポートしてくれる人の存在はチョー有難いのです。
あなたも僕に相談してくれていいんだぜ!なんの成果も無いけどな!
婚活ガチャでSSレアを待つ姿は見習うべき
著者はかなり理想が高いです。
普通は20人ぐらい会えば1人ぐらい付き合ってみよっかってなるでしょう。
29歳という年齢も婚活としてはギリギリ。失敗するかもしれない。
でも、僕はこの考え方に感動しました。人生を真剣に考えている。
世の中は出来婚やらで結婚するもすぐに離婚する夫婦が後を絶ちません。
それだけ結婚を軽く見ている人が多いという事。

それは経済的な理由や仕事に忙殺されているから。
本当は誰だってパートナーが欲しい。でも、できていないだけ。
そして、そんな状況だからふとしたチャンスに飛びつくんですよ。ワンナイトラブ的な。
そんな結婚は上手くいくと思えません。
それならば真剣に吟味して理想のパートナーを探した方が明らかに良い。
今はマッチングアプリというどこでも出会えるツールがあるので、可能性は高いです。
もちろん多くの異性と会う中で神経はすり減っていくかもしれません。
ですが、それだけやる価値はある。そして、それを実践している著者はすげえなと。
ただ、1点だけ問題が。
男ってマッチング数がそもそも少ないんだよ。ガチャ回す回数も限度があるんだよ。
中々に大変だね。でも、頑張らないとね。
その問題をクリアするために「いいね」されるよう自分磨きをせねばならんのでしょう。
結婚相談所は最終手段
とはいえ、本当にそのまま結婚できないのも恐ろしい。
そのため、最終手段として結婚相談所も考えているようです。
ただ、できれば自分で理想の男性を見つけたい。
そんな思いでしないよう自制をしているわけです。
なんか女性に惚れられそうなタイプですね、ほんと。
男性の僕も見習わないといけない人。まじで格好良い。
1人の婚活の生き方を知ることが出来る良書
案外、他人の婚活状況を知る機会は中々ないもの。
それを1冊で読めるんだから素晴らしいですよ。
特に女性視点の婚活は貴重なので、興味があればぜひ読んでみて下さい。
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