彼女、お借りします3巻までのネタバレ感想。主人公のヘタレ具合が凄まじい







ありそうで無かったレンタル彼女を題材にしたラブコメです。
夢を叶えるためにお金を稼ぐ女の子と夢も希望も無くレンタル彼女に貢ぎ続ける男の子の恋愛模様?を描きます。
びっくりするぐらいに主人公がヘタレなので、人によっては拒否反応がでる問題作!果たして内容の程はどうなのか?

優柔不断な主人公と強気な美少女の織り成すドタバタ劇

主人公の名前は木ノ下和也。
大学生で初めて彼女ができるも数日で振られる可哀そうな男の子。
優柔不断で、誘惑にもすぐに負けて、昔の事をいじいじと引きずり続ける。

超ド級のヘタレ。レンタル彼女に貢ぐために親の仕送りを使うのだから救いようが無い。

いえね、彼にも同情の余地がありますよ。

初彼女の七海マミがとんでもない悪女で手さえ繋げないまま一か月でフられたんです。
マミは裏表の激しい女の子。手に入れたら興味を無くすけど、他の奴に取られるのも腹が立つ。

まあ、そんな女に捕まる彼も悪いんですけど、可愛いは正義だから仕方ないね。

さて、そんな彼が救いを求めたのがレンタル彼女でした。
フられたキズを癒したい。ワラにもすがる想いでなけなしのお金を使いました。

そこで現れたのが超ド級の美少女の水原千鶴。
容姿端麗才色兼備の最強レンタル彼女。満足度も☆5つをキープ。
まるでワタモテ12巻のAmazonレビューみたい

しかし、彼女も裏の顔がありました。
気性が激しく、納得のいかない相手には罵倒の嵐。鬼。

ヘタレとオニ。2人の出会いが運命を変えるとかなんとか。

ベタベタな王道展開。だが、それがいい

本作は古き良きラブコメの展開を踏襲しています。

  1. 主人公とヒロインが実は同じ学校に通っていた
  2. 主人公とヒロインが実は同じアパートに住んでいた
  3. ヒロインはプライベートでは地味な三つ編みで過ごしている

ベッタベタな展開。嫌いじゃないね。
これで主人公とヒロインが子どもの頃に約束をしていたら完璧です。

にしても、いくら三つ編みでメイクも違うとはいえ誰からも気づかれないって凄いですね。
どんだけ酷いメイクをしていたのでしょうか。気になります。

和也のヘタレが千鶴と読者をイライラさせる

作者の書き方が良い意味でも悪い意味でもうますぎるというか。
和也がびっくりするぐらいにうざいんです。殴りたいぐらい。

  1. ばあちゃんにレンタル彼女をばらすわけにはいかない!
  2. ごめん水原!後1回だけレンタル彼女を引き受けてくれ!
  3. 最低だ、俺って・・・ばあちゃんを騙して金をこんなことに使って
  4. ありがとうな、水原。もうお前には頼らないよ
  5. ばあちゃんにレンタル彼女をばらすわけにはいかない!

毎回このパターンですからね。そりゃキレるわ。キレるわ。

ここまでくると和也の作戦に見えてきましたね。
千鶴が惚れるまでレンタル彼女を継続させる。なんて、諦めの悪い男。

まるでキャバクラに貢ぐ男みたいで、ダメさに拍車をかけているだけなんですけどね。

たまにみせる男気が和也の魅力

そんな和也にも魅力があります。
誰かのために自己犠牲をいとわない覚悟です。

千鶴が船から海に落ちた時に、迷うことなく飛び込む行動力。
第2のレンタル彼女更科るかに対して土下座してまで「千鶴のレンタル彼女」を秘密にして欲しいと頼む男気。

9割方クズですけど、1割の男気で良い感じの男に仕上がっています。

なんだかんだで典型的なダメ男なので、共感や見習える部分もあるんですよね。
あまりにも共感しすぎて、反発する読者も多そうですけども。

木部が最高の友人過ぎてもはやヒロイン

ラブコメに絶対に登場するお助け友人キャラ。
それが木部なのですが、主人公のクズさが相まって聖人君子にしか見えない。

事情を知らないとはいえ、

  • 千鶴を捨てようとする和也を叱責し
  • 和也をたぶらかすマミを注意し
  • 和也の代わりに千鶴に謝り関係継続をお願いする

お助けキャラの枠を超えています。惚れるわ。

ラブコメなので和也と千鶴はくっつくと思いますが、木部さんにレンタル友達代を払った方がいいですね。

3巻までに和也が支払ったレンタル代を計算してみた

ところで、レンタル代も馬鹿にならないですよね。
気になったので、料金を調べてみました。

基本料金は1時間5千円、指名で5千円です。(3巻20話で名言)

1話では2回デートをしていますが、1回目では喫茶店・水族館デートで恐らく3万1千円払っていますね。
飲食代や映画のチケット代、交通費などのデート費用は和也持ちと考えると・・・

1時間5千円×4時間 + 指名料 + 諸々の費用 = 3万1千円

恐らくこんな感じです。この要領で各話の料金を見てみます。

  • 1話:3万1千円+3万1千円
  • 2話:3万2千円(作中で5枚のお札を渡している)
  • 3話:3万円
  • 4話:1万円
  • 5話:1万7千円(4話の突発飲み会イベントの延長料金)
  • 12話:5万円?(海での偶然の出会い。空デートで支払い。)
  • 20話:5万円?(海での偶然の出会い。空デートで支払い。)
  • 21話:3万円?(ダブルデート)

これとは別に通院のために毎週水曜に1時間のレンタルをしています。

明言はされていませんが、マミに振られたのが入学後1か月後の5月です。
そして、2巻までに大学生活が3か月過ぎて7月になりました。

そう考えると千鶴との通院は最大で5月始め~7月始めまで。
合計1万円(指名料含む)×9週=9万円だと考えられます。

さて、これまでの金額を総合計してみますと・・・

36万6千円(超概算)

すごいなこれ。両親が知ったら縁切られるんじゃないか。

本作を批判する人の大部分は金銭のやり取りを挙げていますが、納得してしまいそう。
まあ、千鶴は仕事だし、クズなのは和也だけなんですけどね。

新たなレンタル彼女も飛び出し今後はどうなる!?

聖人君子の木部、仕事人間の千鶴、クズの和也、メンヘラのマミ。
面白万博に新たな登場人物が加わります。それがレンタル彼女の更科るかです。

ロリ巨乳という最強のステータスを引っ提げて、ラブコメにありがちな千鶴のライバルとして活躍します。
和也の未来はどっちだ!?こうご期待!

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2017年6月19日