汗疱が発生した人に読んで欲しい僕の10年に渡る闘病生活







大学4年間は手、社会人7年間は足と10年以上も汗疱と戦い続けています。
そんな僕が闘病生活の中で感じた汗疱に対する想いを吐き出そうと思います。

希望の社会人生活が一瞬に絶望に染まった。足の汗疱との出会い


手足両方の汗疱経験がありますが、現在も悩まされているのが足の汗疱です。

初めて発症した時は2011年の春頃。
当時は本当に酷くて寝ても覚めても足裏から絶えず体液が漏れ出していました。

足裏の上半分は全て汗疱によって破け、靴下は10秒もせずに湿ってしまう。本当に地獄でした。

その時は藁にも縋る思いで色々なものを試しましたし、皮膚科も通院しました。
今までに汗疱にかけた費用は20万円を超えています。
しかし、中々改善しませんでした。

なぜ社会人になってから汗疱が発生したのか


汗疱は汗をかく時期になると悪化します。僕の場合は春が最も酷い症状になりました。

決定的な原因は革靴です。あそこまで蒸れる靴は今迄に見たことがありません。

そして、これが不思議なのですが汗疱が発生してからスニーカーもダメになりました。
明確な原因は分かりませんが、一般的に汗疱のメカニズムは次のように言われています。

  1. 汗管を通って汗は皮膚の表面に分泌されるが、大量の汗をかくと角質層がふやける
  2. 汗は皮膚から出られなくなり、皮膚の内側に溜まってしまう
  3. 結果として汗疱を発生させ、強烈な痒みに苦しむ

なるほど。汗を大量にかくからダメというわけですね。
しかし、これだけでは学生時代に汗疱を発症しなかった理由が分かりません。

つまり、僕が最初に汗疱を発生した原因は汗とは関係ありません。
では、何か。答えは金属アレルギーです。

汗疱は金属アレルギーによって発生する可能性があることが分かっています。
そして、僕は金属パッチでほとんど反応がでます。下地は十分です。

でも、何の金属に反応したの?という話になりますが、答えは明白です。

そう、革靴です。革靴は革をなめすときにクロムを使う事があるのです。

つまり、僕の汗疱の最初の発生原因は革靴による金属アレルギーだということです。
そして、一度でもおかしくなった皮膚は元に戻らず、今では汗だけで汗疱になってしまうというカラクリです。

民間療法には早々に見切りをつけて、病院を頼った

詳しい治療内容は以下の記事にすべて書いてあります。

【必読】医師も認める酷い足の汗疱改善までのまとめ

2017年8月18日

ここで声を大にして言いたいことがあります。

民間療法で汗疱が治ることは100%ありません。

ネットを見るとビオチンや市販薬で治ったと言われていますが信用しないで下さい。
なぜなら根拠が無いからです。

汗疱に限らず全ての病気は様々な要因で症状が変わっていきます。
Aという方法を試して治ったけど、実はBのおかげだったということもあり得ます。

要するに民間療法には医療と違い、適切な治験で測ったデータが無いんですよ。
だから眉唾もいい所です。

僕が紹介する治療法は全て医師の指導による治療法です。
もちろん効果には個人差がありますが、試す価値は大いにあります。

汗疱が発生したら必ず病院を頼ってください。ネットは雑学程度で結構です。

納得のいく皮膚科を探しました

ここで人によっては病院は信用ならない。どうせ治らないと思うでしょう。
これは半分正解です。

実は僕も昔はそう思っていました。適当な薬を出しておしまいというのが幼年期の皮膚科の印象です。

ですが、それはダメな皮膚科だったからです。そんな所は民間療法並みに質が悪いです。

僕が病院を頼るのは薬が欲しいからではありません。苦しみを知って欲しいからです。
それなのに適当に見て(診てはいません)、テンプレート的な治療をされても納得できません。

良い病院は経過をしっかりと診てくれて、かつ質問にも適切に答えてくれる所です。
セカンドオピニオンでもトリプルオピニオンでも良いので、納得のいく治療をしてくれる所を探しましょう。

また、質問をする方にも知識が無くてはなりません。
今迄に服用した薬の名前や効果。どういった時に使っていくのか。

こういった知識はネットで調べられますので、検索をしてみましょう。
そして、調べた中で疑問に思った事は医師に質問をするのです。

それこそが病院に行く真のメリットと言えます。
僕が書く記事も医師から聞いた情報を元に書いています。素人知識では恐れ多くて書けません。

汗疱を治すために退職しました

病院の治療で一旦は足裏の汗疱は回復に向かいました。
しかし、その後の度重なるストレスで汗疱は悪化してしまいました。
足裏の汗疱は7年の付き合いですが、悪化の原因はストレス以外に考えられない。

夜は痒みで眠れません。朝は足裏の痛みで立ち上がることが出来ません。
休日は布団から動かないで過ごすことが多くなりましたし、ダイビングやマラソンの趣味も諦めました。

このままでは何のために生きているのか分からない。
そこで僕は2017年度末に退職することにしました。

同様に汗疱によるストレスで苦しんでいる方は退職も視野に入れて下さい。生き地獄で過ごすのは不幸以外の何物でもありません。

汗疱こそ見つかりませんでしたが、アトピーの悪化を理由に退職した方のブログはたくさんあります。
なお、恐らく汗疱を理由に退職するのは僕が初めになるかもしれません。
いまいち世間に理解されていませんが、皮膚炎は生き方を変えざるを得ない程の病気なのです。

もちろん貯金の心配はあるでしょう。なので、軽はずみに辞めろとは言えません。
そのため、皮膚炎の人は日頃から副業に力を入れる事をオススメします。

また、失業保険や職業訓練などの国からの補助も調べておく必要があるでしょう。
自分の人生を守れるのは自分だけ。仕事よりも健康を取る決断をいつかはしなくてはなりません。

ちなみにシステムエンジニアのようにストレスの塊の仕事は辞めた方が良いかもしれません。
僕はそれで汗疱が酷いことになりました。

皮膚炎は治らない。少しでも過ごしやすくなる環境を見つけましょう

何十年もの間、皮膚炎に悩まされて分かったことが1つあります。

皮膚炎は決して治りません。酷な話ですが、これだけは覚えておいてください。

民間療法で治るなどの情報に踊らされて大金をはたくのは無意味です。
有名なのがビオチン。確かにビオチンの効果は検討する価値ありですが、汗疱との因果関係は怪しいものです。
健康管理なら良いとして、汗疱の特効薬にはなれないでしょうね。

また、西洋薬や漢方薬も症状を抑えるだけで治すことは不可能です。

僕たちにできるのは皮膚炎がもっとも落ち着く状況を作り上げる事、それだけです。

ダニ、食物アレルギー、ハウスダスト、人間関係や仕事のストレス、生活習慣。
皮膚炎に影響をあたえるものは無限にあります。

皮膚炎に悩んでいる人は、今の生活環境に変化を起こしましょう。
そして、最適な状態をみつけるのです。

くれぐれも一気に変えるのは止めるように。
何を変えて良くなったのか分からなくなります。

皮膚炎に苦しむ人たちへ

汗疱やアトピーは地獄です。
手にできればモノを触れません。足にできればまともに歩けません。
スポーツも諦めなくてはいけませんし、睡眠も満足にできません。

汗疱は大人になってからですが、幼少時よりアトピー性皮膚炎も患っています。
小学生は全身血だらけで同級生や先輩に気味悪がられて過ごしていました。

皮膚炎の何が地獄かというと、周囲から気味悪がられるか同情されることです。

本当は対等に扱ってほしいのに・・・。でも、それは無理な話なんですよね。
見た目から違うのですから。血だらけなんですから。まともに歩けないんですから。

でも、できる限り対等になりたい。だから、皮膚炎の悩みを抱え込んでしまいます。
本当はストレスを分かち合いたいんですけどね。仕事の愚痴みたいに。

まあ、かなり難しい話です。そもそも誰もが皮膚炎とは限りませんし、皮膚炎の種類も多いです。
全く同じ症状で苦しんでいないと分かち合えません。

だからこそ分かち合いたい。悩みを共有したい。
僕の症状は足の汗疱と中程度のアトピー性皮膚炎です。

同じ悩みを抱えている人はメールやツイッターでどうぞ話をしてください。
気休め程度ですが、多少は落ち着けるかもしれません。