ソウルハッカーズ2が想像以上の良ゲーだった【レビュー】

ストーリー

細かい部分は気になりますが、話に芯が通っており誤読感は良い。
仲間5人の掘り下げが十分にされているのが高評価ポイントでした。

Aion(機械)が人の心を知る物語

女神転生の系譜では珍しい女主人公。P2以来でしょうか。
いわゆるアンドロイドで世界の危機を食い止めるべく人間社会に介入します。

アンドロイド言っても基本性能は人間と全く同じ。
食事は摂取しますし、感情も存在します。

ただし、産まれて間もない状態でその感情を正しく認識できていません。
赤子の様な状態で身近な人の影響を受けやすいのが特徴。

リンゴとフィグ。2人アンドロイドがどのように成長を遂げるのか。それが本作の全てです。

この辺をはき違えるとがっかりするかもしれません。
別に裏に潜んだ陰謀とかありませんし、悲劇的展開もそんなです。

ハードボイルド…ではない

そんなこんなの友情物語と言った様相でして、ハードボイルドとはちょっと違う。
別にカッケーって思うシーンはありません。良くも悪くもリンゴのキャラが明るすぎるんだよな。

リンゴやフィグが「人間を知る」ことで見せる反応。周囲を取り巻く人間模様を楽しむ感じ。
雰囲気はペルソナ4や5に近い。

後、ソウル・マトリクスという観点で言えばアルトネリコを思い出します。まあ、流石に本作はギャルゲーではありませんが。

しっかりソウルハッカーズはしている

じゃあ、ソウルハッカーズではないかと言うとそういうことでもありません。
死後数分の人間の魂をハックし甦らせる技術をAionが使用しています。

死者に未練があることが前提ですが、とんでもない技術をもっているものです。

まあ、1でもコンプから死者の生前を追体験するビジョンクエストを行っていますし、同じような物とも言えますね。

第三陣営の存在感が薄い

Aionが中立陣営であるならば、ヤタガラスとファントムソサエティは敵対陣営に当たります。
味方キャラのアロウとミレディもそれぞれの組織に属しています。

でまあ、全組織が水面下で動いてはいますが、メインに出張る事はほとんどありません。
鉄仮面はファントムソサエティの幹部ですが、それより上の大幹部は最後の最後で少し出るぐらい。

メガテンで言うロウとカオスの存在であり、もっと出て欲しかった気持ちはあります。
ヤタガラスは霊的国防組織なので、ニュートラルな気はしますが…。

システム面

総評して「面白い」の一言。
マンネリ感がなくなった一方で、今までのテイストも損なわれていません。

プレスターンバトル→サバトへの良変更

本作の最重要変更ポイントと言っても過言ではないブレスターンバトルの廃止。
ペルソナ、女神転生、アバタルチューナーなど様々なシリーズ作品で採用されていました。

ソウルハッカーズ1にはなかったので当然と言えばそれまでですが、入るものと勝手に思ってたんですよね。

その代わりに導入されたのが「サバト」というシステムです。

プレイヤーのターン終了時までに貯められたスタック数に応じて、大ダメージを与えるもの。
万能属性なので全ての敵に通用します。メギドラオンの存在価値揺るがない?大丈夫?

スタック数の上がる条件
  • 弱点をつく(初期)
  • クリティカル(スキル)
  • 状態異常にする(スキル)
  • ボーナスアタックを行う(スキル)

敵の耐久がサバト前提になっているところもあるので、実は今まで以上に弱点攻撃が重要になります。

ブレスターンと違って行動回数が4回(1人1回)と決まっており、1ターンが冗長的にならないのが地味に嬉しい。

戦闘時の悪魔会話の廃止

ダンジョンに入る度に仲魔を放ちます。そして、その仲魔が仲間になってくれそうな悪魔を探す流れに変更となりました。
もちろん交渉はありますが、1回のみです。

欠点として悪魔のえり好みが難しくなっています。戦闘なら手あたり次第に戦えば良かったからですね。
サバトで倒した悪魔は仲間になりやすいのですが、基準が分からずに面倒だなと。

まあ、致命的と言うほどでもありません。業魔殿で悪魔を買えば良いだけなので。

ダンジョン:ソウルマトリクスが複雑

メインストーリーと別にキャラを育てるソウルマトリクスダンジョンに行けます。
で、まあこれが相当に深い。挫折しかけた。

  • 一方通行のワープは後戻りできない
  • ワープ箇所が10を軽く超える

もうとにかくワープの管理が面倒。移動先を忘れると詰む。

面倒でやめたいけど、明日になったらぐっちゃぐちゃになる。
ということで死にそうになりながら1日で終わらせました。

ダンジョン探索が苦手な人は覚悟しておいた方が良い。今時にしては珍しい鬼畜ダンジョンだよ。
メガテンⅤと違って縦方向の移動はないのが救いかな…。

まとめ:従来と少し変わったメガテンゲーとして良ゲー

色々と話しましたが、個人的にはメガテンⅤより面白かったです。
雰囲気はメガテンⅤなんだけど、システムがアレだったからね…。

PVで食わず嫌いしているメガテニストもいると思いますが、やってみて損はしません。保証するよ。

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