スピリットサークルの感想!最高の輪廻転生マンガです!







輪廻転生をテーマとした作品でスピリットサークルはトップクラスに面白いです。
全6巻と短いので一気読みにも適していますよ!

始まりは少年と少女の途切れない因縁から

主人公の桶屋風太に襲い掛かる転校生の石神鉱子。
一見ツンデレヒロインに見えましたが、その殺意は本物でした。

まさか1話目から主人公を階段上からぶん殴って突き落とすヒロインがいるとは思いもしない。

ただ、鉱子の殺意は風太に直接向いているわけではありません。
彼女は風太の転生前のフルトゥナの魂を完全に消し去ることを目的としていました。

まあ、鉱子は転生しても同じ人間だと考えているので、風太への憎しみもあるのでしょう。

そんな事は全く知らない風太。
鉱子の持つスピリットサークルに殴られて転生前の自分を廻る旅に出るのでした。
スピリットサークルではそれを「過去生への体験」と呼んでいます。

様々な過去生を体験し、風太は少しずつ自分たちの因縁を理解していくのです。

過去生に関わる数々の人達

風太の過去生では当たり前ですが、様々な人と出会っています。
そして、そこで出会った人間は風太の周囲の人間の過去生でもあったのです。

風太が過去生で初めて出会い、その後の過去生でも出会い続けるレイ。
その他のクラスメートも様々な形で出会っていきます。

時には命の狙う殺し屋であったり、時には家族であったり。

スピリットサークルは人間の浅からぬ関係をじっくりと語ってくれる作品でした。

その中でも風太と鉱子の関係は特別に深いもので、だからこそ鉱子は風太を殺すことに執着しているわけです。

しかし、風太と話す内に鉱子は自分でも気づかず内に風太に惹かれていきます。
絶対に殺さなくてはならない仇敵。でも、本当は殺したくない。

そんな鉱子の葛藤も本作の魅力になっています。

次第に明かされるフルトゥナの正体と目的

この物語のキーマンであるフルトゥナ。
風太の過去生であること以外は何も分かっていません。

しかし、数々の過去生を見る中で少しずつフルトゥナの目的が分かっていきます。

実はフルトゥナは風太にすべての過去生を見せようとしているんです。

それは一体何故なのか。そして、鉱子がフルトゥナを憎んでいる理由とは?
最終巻で全ての真実が明かされます。

人生はやり直すものではなく、これからまた始めるもの

スピリットサークルのテーマ「輪廻転生」では、人生のやり直しもテーマとして扱っていきます。

様々な過去生で後悔や絶望も体験してきました。
だからこそ人生をやり直したい。そう考えるのも当然の事と言えます。

しかし、それが本当に幸せなのか。今の自分と過去生の自分は全く別の人生なのか。
風太が答えを出すときに物語は終わります。

読み終わったら考察も併せて読んでください。残された謎の解釈を試みました。

宇宙人の思惑とは?スピリットサークルの隠された真実を考察する

2017年9月9日

まとめ

6巻の中に輪廻転生のテーマを描き切った傑作です。
それぞれの過去生は短編としても楽しめるので、息抜きしたい時にでも手に取ってみて下さい。