クローズドの記事一覧
レイジングループ【感想】～村社会と人狼ゲーム～
ゲーム
レイジングループ【感想】～村社会と人狼ゲーム～
作品概要 サークル：KEMCO販売価格：3056円プレイ時間：30時間（メインのみ） 世界観 日本だからこそできる濃密な世界観。レイジングループの世界にどっぷりはまって欲しい。 村社会と民話のあまりにも深い設定 実在したのでは？と思うぐらいには設定が凝っています。 物語の舞台となる休水村は古くから差別を受け、近隣にある...
【粗筋】クローズドサスペンスヘブン【感想】～狂ったボーイミーツガール～
小説
【粗筋】クローズドサスペンスヘブン【感想】～狂ったボーイミーツガール～
作品情報 作者：五条 紀夫 Amazon 楽天 粗筋 確かにこれは推理小説です。凄惨な連続殺人に常人には理解できない犯行動機。あまりにも惨い事件なのは間違いありません。 それなのに本作の感想は「美しい」の一言でした。そんな異質な青春連続殺人事件の感想を話していきましょう。 殺された青年は天国に返り咲いた その時、俺は確...
キミガシネー多数決デスゲームー【感想】
ゲーム
キミガシネー多数決デスゲームー【感想】
作品概要 サークル：ナンキダイ販売価格：1900円 Steam ※2023年9月3日現在で最終話のみ未完結 ゲームシステム がちで面白い。ダンガンロンパが好きな人は120%はまる。 謎の施設に閉じ込められた人たちのデスゲーム ストーカーに悩まされていた主人公のサラ。いつものように家に帰ったときに誘拐されてしまいます。 ...
【粗筋】楽園とは探偵の不在なり【感想】～2人殺せば地獄行き～
小説
【粗筋】楽園とは探偵の不在なり【感想】～2人殺せば地獄行き～
作品情報 作者：斜線堂有紀 Amazon 楽天 全体の概要 いわゆる特殊設定ミステリ。2人以上殺せない世界で起きる連続殺人の究明に探偵の青岸が挑みます。 天使の降臨以降、2人以上の殺害は地獄行き 突如として世界中に現れた天使の降臨。直後、世界中で大勢の人が燃やされながら地中に引きずり込まれるようになりました。 しばらく...
魔眼の匣の殺人【感想】
小説
魔眼の匣の殺人【感想】
作品情報 作者：今村昌弘出版：創元推理文庫 Amazon 楽天 粗筋 屍人荘の殺人の続編。できるかぎり前作のネタバレをしないようにしてますが、本作から読まないことを推奨。 今回のテーマは「超能力」。預言者と恐れられる老女に会いに行った主人公一行。そこで恐ろしい予言が語られます。 曰く、「あと二日のうちに、この地で四人死...
硝子の塔の殺人【感想】
小説
硝子の塔の殺人【感想】
作品情報 作者：知念実希人出版：実業之日本社 Amazon 楽天 総評 知念さん作品の中では珍しい特殊設定もの。特殊設定ミステリを知らないで読むと面喰います。 全体の感想【★☆☆】 あらゆる生物を殺して擬態する「マレヒト」。その知的生命体を捜し出し、島外に脱出させる前に退治する。それが本書の目的となります。 完全なファ...
そして扉が閉ざされた【感想】
小説
そして扉が閉ざされた【感想】
作品情報 作者：岡嶋二人出版：講談社 Amazon 楽天 総評 全体的に読みやすく、するっと頭に入る。3時間程度で読了可能。 現場の調査はせず、推理だけで真実にたどり着くのが好き 閉じ込められた登場人物の極限状態を見たい な人にオススメ。 事件の評価【★☆☆】 シェルターに閉じ込められた4人が三カ月前に起きた事故の真相...
首無館の殺人【感想】～首無し死体となったのは誰なのか～
小説
首無館の殺人【感想】～首無し死体となったのは誰なのか～
作品情報 作者：月原渉出版：新潮文庫ｎｅｘ Amazon 楽天 こんな人にオススメ 連続殺人で追い詰められる緊張感を味わいたい 「トリック」より「動機」の究明を重視する 記憶を失った女性と我々読者がともに真実に近づく共感 人間模様に興味はない トリックの推理はほとんどないので、そこは注意してください。人間同士のいざこざ...
紅蓮館の殺人【感想】～炎に囲まれた館で起こる殺人事件～
小説
紅蓮館の殺人【感想】～炎に囲まれた館で起こる殺人事件～
作品情報 作者：阿津川辰海出版：講談社タイガ Amazon 楽天 粗筋 憧れの文豪に出会うため高校の合宿を抜け出す僕（田所）と自称探偵の葛城。 道中で小出、館で住人の貴之、文男、つばさに出会います。しかし、どうにも全員が胡散臭い。明らかに何かを隠しているように思えました。 さて、道中で落雷による山火事が発生してしまった...